【くらし】住宅ローン金利、福岡銀行など引き上げ 5月

 九州・山口の主要地方銀行が1日までに公表した5月の住宅ローン金利は、福岡銀行、十八親和銀行が固定10年の最優遇金利を前月3日時点から0.1%引き上げて1.4%とした。一方、佐賀銀行は0.25%引き下げるなど、対応が分かれた。契約者の大半が選ぶ変動金利は各行とも据え置いた。

10年固定 対応分かれる


 固定金利の指標となる4月の長期金利が前月よりやや上昇傾向で推移したことから、福岡と十八親和は引き上げたとみられる。

 一方、佐賀のほか、西日本シティ銀行も0.2%引き下げた。住宅ローンはネット銀行も含めた金利競争が激しいことから、見直したとみられる。他の主要行は据え置いた。

 変動金利は、指標となる短期金利が上昇していないため各行とも据え置き、金利は0.475%~0.825%となっている。


advertisement