【くらし】福岡、十八親和が引き下げ 住宅ローン金利6月

 九州・山口の主要地方銀行が1日までに公表した6月の住宅ローン金利は、福岡銀行と十八親和銀行が固定10年の金利を前月1日時点から0.15%引き下げて1.25%とした。契約者の大半が選ぶ変動金利は各行とも据え置いた。

変動は各行とも据え置き


 日本銀行が4月の金融政策決定会合で長期金利を低く抑える政策を維持し、市場金利も低下傾向となったことから、福岡と十八親和はローン金利を引き下げたとみられる。メガバンクでも6月は引き下げる動きが出ている。一方、佐賀銀行は0.1%引き上げて1.65%とし、他の主要行は据え置いた。

 変動金利は、指標となる短期金利が動いていないため、各行とも変更はなかった。金利は0.475~0.825%となっている。


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