【長崎】新大村駅前の開発概要を発表 全面開業25年予定
大和ハウス工業(大阪市)などは、昨年9月に開業した西九州新幹線の「新大村駅」前で計画している、分譲マンションや商業施設を整備する開発事業の概要を発表した。スーパーの開業は2024年春、全面開業は25年春を予定している。
開発を手がけるのは、大和ハウス工業、日本エスコン(東京都港区)、イズミ(広島市)。総事業費は約110億円。
今回、これまでより具体化した内容を示した。開発事業の敷地は、長崎県大村市から取得した約2万5400平方メートル。分譲マンション2棟(計191戸)を建設し、共用部にコワーキングスペース、キッズコーナーを設置する。
5棟の商業施設には、大村市で初出店となる「ゆめマート新大村」(仮称)、衣料品店などが出店する計画だ。
大和ハウス工業などは「新幹線の駅前の立地をいかしながら、大村の発展に貢献したい」としている。園田裕史市長は「市民の期待感は高まっている。新幹線の駅前から新しいまちづくりを始めたい」と期待を寄せた。