【大分】DRAM TAO結成30周年 竹田市で夏フェス!
大分県竹田市に本拠地を置く和太鼓演奏グループ「DRUM TAO(ドラム・タオ)」の結成30周年を記念した「TAOの夏フェス2023」が8月11日、同市久住町白丹のTAOの里で始まる。節目の年の夏フェスにかけるメンバーの思いはひとしおで、本番を間近に控え、「私たちとの交流を楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。
結成30周年の記念
ドラム・タオは1993年に結成。和太鼓とダンスを組み合わせたライブショーが特徴で、メンバー約40人が国内外で活躍している。夏フェスは毎年この時期に開催しているが、今回は、タオの衣装を手がけるコシノジュンコさんらによる対談(8月11日午後1時半)を企画するなど内容を充実させた。
ショーは午前9時20分、午後0時半、2時と1日に3回行われる。メインは2時からの「赤兜(あかかぶと)ライブ」。メンバーが様々な演目にも挑戦するなど、今回の夏フェスでしか見ることのできないプログラムを楽しむことができる。発光ダイオード(LED)パネルを使った演出も予定している。8月12日には、同市の「市城下町交流プラザ」でもライブがある。
公演に向け、出演者たちが8月7日、練習に汗を流した。若手メンバーの一人、佐々木志真さんは「これまで参加する機会がなかった人にも、とにかく一度来てもらえたら」と期待する。
屋台も並ぶ
同27日までの期間中は、竹田の名産品を使った天ぷらなどを提供する15の屋台が並ぶ。メンバーが担当する店舗では、それぞれが料理の仕込みから提供まで行う。メンバーと握手をしたり、写真撮影したりすることも可能だ。
メンバーの水野陽斗さんは「今まで来てくれている方々も(夏フェスへの)印象が変わると思う。屋台はそれぞれに個性があり、コロナ禍以前のように、(客との)距離感が近くなった」と魅力を語る。
夏フェスは午前9時~午後4時半。15、22日は休演。料金は、期日フリーチケットで4歳~小学生3200円、中学生以上6200円。問い合わせはTAO文化振興財団(0974-76-0950)へ。