【鹿児島】垂水フェリーに新船就航 エレベーター搭載

 鹿児島市と鹿児島県垂水市を結ぶ鴨池・垂水フェリーに10月27日から新船「フェリー第十一おおすみ」(総トン数1443トン)が就航する。


新造船の「フェリー第十一おおすみ」

 全長約77メートル、幅約13メートルで最大旅客数500人。現在運航している3隻にはないエレベーターを搭載しているほか、客席間の幅や「南海うどん」の飲食スペースを従来よりも広くしている。

 試乗会が26日、鴨池港で行われ、参加者は客席の座り心地を確認したり、操舵(そうだ)室内を興味深そうに見学したりしていた。中尾健朗船長(61)は「これまで以上に多くの人に利用され、地域の皆さんに愛されるフェリーになってほしい」と話した。


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