【大分】2×4工法の木材加工施設が誕生 佐伯広域森林組合
佐伯広域森林組合は、太くなりすぎた地域産の杉の丸太を、木造住宅の建築方法として広がっている「2×4(ツーバイフォー)工法」での利用に適した木材に加工する施設を、大分県佐伯市宇目の国産材製材加工工場横に新設した。1月21日、落成式が開かれた。
同組合によると、太すぎる丸太は加工が難しく、用途も限られるため需要が低い。一方、2×4工法で使う規格化された木材の需要は高まっていることから、建築分野での国産材の利用促進と林業の収益向上を目指して建設した。
造成した約1万平方メートルの敷地に、木造平屋の工場棟3棟(床面積各1000平方メートル)と製品保管庫2棟を建築。機械も新たに導入し、既存の原木製材ラインも強化した。工場棟には同組合が製材した国産材計約270立方メートルを使用している。
総事業費約16億3000万円のうち、国と県が計約8億3000万円を補助した。
5月頃から本格的に販売を始め、年間約1万2000立方メートルの生産を見込んでいる。
落成式には、関係者ら約150人が出席。同組合の戸高寿生組合長(78)は「佐伯の林業の持続的発展と、森林環境の循環の輪が全国に向けて大きく広がるようまい進していく」と述べた。
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