【山口】萩原聖人さんら撮影へ意欲 香月泰男を描く映画

 山口県長門市出身の洋画家・香月泰男(1911~74年)の生涯を描く映画に、香月役で主演する俳優の萩原聖人さんと、香月の妻・婦美子さん役を演じる俳優の伊勢佳世さんらが5月21日、市役所を表敬訪問した。映画は同日、クランクインし、2027年のロードショーを予定している。

長門市役所を表敬訪問

 映画は、地元関係者でつくる実行委員会の制作。香月は旧ソ連軍による自らの抑留体験を描いた「シベリア・シリーズ」で知られ、映画は抑留体験後も画業を支えた故郷での暮らしに焦点を当てて描かれる。


江原市長(右)に映画への出演を報告する萩原さん(中央)と伊勢さん


 市役所でこの日、萩原さんは「(香月が画題にもした)故郷の景色、食べ物を少しでも感じながら撮影に臨む。(香月を)一人の人間として自分なりに再現したい」と語り、伊勢さんは「夫婦の間に流れるものを大切に演じる」と話した。


 同席した監督の五十嵐匠さんは香月の自宅アトリエなどで撮影を行う予定で、「(香月の)絵に近づけるような作品を目指す」と意欲を見せた。江原達也市長は「すばらしい作品になることを願っている」と述べた。


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