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福岡市中央区黒門のパフェ専門店「パンシリオ」がミニパフェの持ち帰りをはじめました。いちご、ピスタチオ、モンブランの3種類で、価格はどれも税別500円です。コロナ禍が続く中、おうちで甘い時間を過ごせます。
洗練された店内
パンシリオは2019年12月にオープンしました。ガトーショコラ専門店「ごほうびショコラ」(福岡市中央区荒戸)のオーナーでパティシエの松尾葉平さんが、ショコラのほかにも甘いものを幅広く提供したいと思い、立ち上げた店舗です。
民家だった建物を改築したという店内は、コンクリートの質感で統一された中に、柱や梁の木の温もりが残る隠れ家のような空間。1階で注文したのち、2階のイートインスペースで極上のスイーツを堪能することができます。
自宅でもおいしいパフェを
足つきのグラスに旬の食材が盛り付けられたパンシリオのパフェは、まるでアート作品のよう。添えられた金色のスプーンが、より贅沢な気分に浸らせてくれます。
丁寧に作り込んだ一品を、テイクアウト用にカスタムするのは気乗りしなかったのでは? 松尾さんに問うと「そうですね…」と笑いながら、「店に来られないお客さまに、少しでもおいしいものを召し上がってほしいという思いが強かったですね。味のクオリティーはそのままなので、自宅で楽しんでほしい」と話してくれました。
コロナが落ち着く日まで
店名はイタリア語からヒントを得たといいます。ピザを食べる場所を指す「ピンセリア」を、パフェ仕様に変えたら…と生みだした造語が「パンシリオ」。訪れたイタリアで、ピザをわいわいと楽しむ現地の人々の様子が印象に残っていたそうです。
今後はミニパフェの種類も増やす予定とのことです。「ミニパフェはお試しの品なので、コロナが落ち着いた後は、ぜひ店でパフェを楽しんでほしい」と松尾さん。営業時間の短縮や感染防止対策など、飲食店の苦境が続く中、柔軟に前向きに店を守り抜こうとする店主の姿がありました。
店名 | パンシリオ |
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所在地 | 福岡市中央区黒門8-15 |
営業時間 | 13:00〜18:00(火曜定休) |
公式インスタグラム | @pinsirio |