福島の”うまい”が博多駅前に!「ふくふくフェア」始まる

JR博多駅前広場で、3月10日まで行われている「ふくふくフェア」

 福島県産品の魅力を紹介する「ふくふくフェア2024 発見!ふくしまin福岡」が3月9日、福岡市のJR博多駅前広場で始まった。イベントは10日(午前11時~午後6時)まで開かれる。

「ふくしまレストラン」が登場


キッチンカーのレストランや、マルシェを開催。初日から多くの人でにぎわった

 会場には大型キッチンカーで料理を提供する「ふくしまレストラン」が登場。日本パエリア協会理事の栗原靖武シェフが作るアンコウのパエリアやシラウオのペンネのほか、郷土料理「サンマのポーポー焼き」など、福島沖でとれた魚介類「常磐もの」を中心とする自慢の味が楽しめる。


栗原シェフ(左)が料理に腕を振るうキッチンカーには長い列ができた

 同市城南区の会社員、山下祥平さん(31)は「福島まで行く機会はあまりないので、博多駅前で気軽に味わえて良かった。次回もまた来たい」と喜んでいた。


「常磐もの」のアンコウを使ったパエリア。この時期のアンコウは脂がのっておいしい


人気商品が並ぶ「マルシェ」も


マルシェには加工食品や菓子など、九州では手に入りにくい商品が並ぶ

 マルシェも開かれ、イチゴ、喜多方ラーメン、まんじゅうなど50種類以上を販売。九州では手に入りにくい地酒も並び、飲み比べセットが人気だった。


福島県内の地酒が勢ぞろい。メヒカリの唐揚げを食べながら日本酒の飲み比べをする人も

 イベントは福島県産品の風評払拭(ふっしょく)や魅力発信のために、東京電力が取り組んでいる販促キャンペーンの一環。博多駅前では初めて企画された。



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