アマゾンが福岡でネットスーパー マルキョウと年内目標

 インターネット通販大手のアマゾンジャパンと、食品スーパーを展開するリテールパートナーズ(山口県防府市)は5月21日、福岡市でネットスーパー事業を始めると発表した。注文から最短2時間で生鮮食品や冷凍食品などを配達するとしており、新たな顧客の開拓を図る。年内のサービス開始を見込む。

最短2時間で配達

 アマゾンのサイトに、リテール傘下で約80店を運営するマルキョウ(福岡県大野城市)のネットスーパーを開設し、店舗で販売している生鮮品や総菜、酒類、日用品などをアマゾンの配送網で届ける。配達料などは今後決める。リテールは丸久(防府市)やマルミヤストア(大分県佐伯市)も傘下に置いており、需要を踏まえてエリア拡大も検討する。

 アマゾンは関東などで地域のスーパーと協業したネット販売事業を展開しており、九州でも需要が見込めると判断した。


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