上毛町の魅力を発信 大分―広島間にラッピングトラック
福岡県上毛町の運送会社「上野商会」が、町と連携して地元の名所や特産品などをデザインした「ラッピングトラック」の運行を始めた。羽田野健治社長は「上毛町をPRしたい」と話している。
今回の取り組みは、羽田野社長が坪根秀介町長に提案して実現。町が費用を負担し、同社の取引先がある大分県豊後高田市から広島市までの間を往復するトラックのコンテナにラッピングを施した。
12月上旬の出発式では、羽田野社長と坪根町長が協定書を交わして5年間の連携を確認。町が2023~24年に整備した体育館やサテライトオフィスのほか、大池公園、カボチャ、神楽などの写真をあしらったラッピングトラックをテープカットしてお披露目した。
コンテナには「KOGE(こうげ) 可能性は無限大」との言葉も入れた。坪根町長は「『ワクワクする町づくり』が伝わり、町に関心を持つきっかけになってほしい」と願いを込めた。