10月復元へ!「鴻臚館」東門の骨組みが完成 福岡市中央区

 古代の迎賓館にあたる福岡市中央区の「鴻臚館(こうろかん)跡」(国史跡)について、市は4月28日、館全体の入り口にあたる北館東門の復元工事を報道陣に公開した。長さ約10.9メートルの大棟など市内産ヒノキをふんだんに使った骨組みが仕上がっている。今後、瓦ぶきと柱の彩色を行い、10月の完成を目指す。


報道陣に公開された北館東門の復元工事現場

 市によると、鴻臚館は奈良・平安時代に中国大陸や朝鮮半島からの使節団などをもてなした外交施設。現在の舞鶴公園の一角にあり、1047年に焼失した。


鴻臚館の復元整備イメージ。中央の朱色に彩色された北館東門と塀は10月に公開予定(福岡市提供)

 発掘調査から、北館と南館の二つの建物があり、北館東門は最初に使節らが通る門だったとみられる。貴重な遺構を紹介するため、市は奈良時代の寺や門を参考に、昨年から北館東門(高さ約6メートル、幅約10メートル)と塀の整備を進めている。事業費は約5億円。


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