【山口】周南市民館跡地の公共複合施設 市が素案を示す

 山口県周南市が市民館跡地に公共複合施設などを整備する基本構想・基本計画の素案が10月26日、市議会調査特別委員会で示された。文化ホールや保健センター、子育て支援などの機能を備えた市の新しい複合施設を約53億円かけて整備する内容になっている。


複合施設が計画されている市民館跡地


1万平方メートルの敷地に53億円で整備


 市民館は2015年に閉館。解体後は市の臨時駐車場となっている。素案では、現在の山口銀行や国の合同庁舎を含めた跡地一帯約1万平方メートルを整備。市は文化ホールや徳山保健センター、飲食スペースなどが入った新しい複合施設を建設する。銀行は建て替え、国は徳山税務署やハローワーク徳山といった市内に点在する5施設を集約した新庁舎を建設する。

 市は当初、複合施設の延べ床面積を約7500平方メートル、概算工事費を約79億円としていたが、市の財政運営を考慮し、文化ホールを縮小するなど面積を約5400平方メートルにし、工事費を約53億円に圧縮。ただし、ホールの客席数を300~500席とする方針は維持する。

 この日示された整備スケジュールによると、立体駐車場などの駐車場整備を2年かけて市が行うほか、複合施設については徳山保健センターの解体も含めて7年をかけて実施する。

 素案に対し、特別委の委員からは「起債(市の借金)で整備するのであれば、それを返済する若者たちが利用することを優先に考えてほしい」といった意見が出された。


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