【山口】宇部市2年連続「アニメ聖地」 「エヴァ」で選出

 人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズを手がけてきた庵野秀明監督の出身地として知られる山口県宇部市は、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2023年版)」に選ばれたと発表した。同市の選出は2年連続。


アニメ聖地の認定証を手に喜びを語る篠崎市長

 聖地の認定は出版大手などが加入するアニメツーリズム協会(東京)がアニメファンの投票や認知度などを総合的に判断して選出する。宇部市は浜松市と神奈川県箱根町とともにエヴァンゲリオンの聖地として選ばれた。

 2021年公開の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のラストシーンで、JR宇部新川駅をモデルにした風景が登場したことなどがファンの間で話題となった。宇部市は「まちじゅうエヴァンゲリオン」と題したイベントも企画した。

来年度も関連催し

 篠崎圭二市長は昨年12月下旬の記者会見で、「庵野作品を通じて、宇部市の様々な魅力を発信していく。来年度に向けてしっかり準備をしているので楽しみにしてほしい」と述べ、新たなイベントを計画していることを示唆した。


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