【佐賀】「有田陶器市」4月29日~5月5日 キッチンカーも

 有田陶器市は今年も4月29日~5月5日、佐賀県有田町全域で開かれる。陶磁器を販売する400店舗以上が出店し、120万人の来場を見込む。120回目の今回は、新たにJR有田駅前に歩行者天国を開設し、キッチンカー10台が並ぶ。


ポスターを手に来場を呼び掛ける有田商工会議所の職員


駅前に歩行者天国


 主催する有田商工会議所によると、29日は午前9時半から開幕セレモニーがあり、泉山交差点から県警音楽隊などによるパレード、その後バグパイプパレードが行われる。昨年に続き、専用アプリを利用したデジタルスタンプラリーも実施。会場を9エリアに分け、うち三つのエリアの参加店で2000円以上の買い物をしてスタンプを集めると、抽選で有田焼が当たる。

 公営駐車場は16か所に約4300台分を用意(整理料・乗用車1000円)。私営駐車場も約4000台分が設けられる。会場内を巡る無料シャトルバスが運行され、JRも臨時列車を増発する。

「web陶器市」も開催!

 新型コロナウイルス禍を機に始まり、5回目となるインターネット上の「web有田陶器市」には約90社が参加。4月27日午前9時から5月7日午前0時まで開催する。

 昨年はコロナ禍前の2019年並みの規模で行い、115万人が来場した。同商議所は4月4日、伊万里市役所で記者会見し、有田工高デザイン科2年、江原未来さんがデザインしたポスターを披露した。

 問い合わせは、同商議所(0955-42-4111)へ。


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