【熊本】熊本パルコ跡地に「HAB@」「OMO」が開業
熊本市中央区の熊本パルコ跡地に完成した複合ビルで、パルコの商業施設「HAB@(ハブアット)熊本」と星野リゾートが手がける都市型ホテル「OMO(おも)5熊本」が4月25日に開業する。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ市中心部の集客につながると期待されている。
24日、報道陣に内部が公開された。大西一史市長は内覧会で、「市民が待ち望んだ施設だ。にぎやかで、すてきな場所になってほしい」と期待した。
複合ビルは地下1階、地上11階建てで、地下1階~地上2階にHAB@が入る。飲食店や雑貨店を中心としたパルコの新業態で、福岡市の人気店が監修するベーカリーなど県内初を含め20店舗が出店する。
地上3~11階がホテルで、星野リゾートが都市部で展開するOMOブランドの九州初進出となる。客室は160室で、3階に熊本城を望むテラスを備えたのが特徴だ。ホテル近くの飲食店やバー、観光名所などを紹介する情報コーナーを設け、市街地を周遊する拠点にしてもらう。OMO5熊本の磯部竜総支配人は「地域の方々と連携しながら市街地を盛り上げたい」と話した。