「リト@葉っぱ切り絵展」 北九州市の旧安川邸で初開催

 落ち葉を使った切り絵のアート展が10月23日、北九州市戸畑区の旧安川邸で始まった。手のひらサイズの葉っぱをナイフで切り抜いた約20点が並ぶ。11月11日まで。

ほっこりする作品並ぶ

 クマやカエル、ウサギなど愛らしい動物をモチーフにした、メルヘンチックな作風が人気のアーティスト・リト@葉っぱ切り絵さんの個展。会場には「冨嶽三十六景 凱風快晴」をテーマにした初公開作も並んでいる。


葉っぱ切り絵展のチラシ

 リトさんは神奈川県出身。ADHD(注意欠陥・多動性障害)の診断を受け、集中力やこだわりを前向きに生かそうと、2020年から独学で葉っぱ切り絵を始めた。SNSで作品を公開すると反響を呼び、各地で個展やイベントを開くようになった。

 観覧無料だが、旧安川邸の入館料(一般260円、小中学生130円)は必要。9~17時(最終入館は16時30分まで)で、火曜は休館。


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