デンマークの障害者アートを紹介 大學堂・門司画廊MoGAで

展示作品の前で来場を呼びかける小野さん

 デンマークの障害者アートを紹介する作品展が、3月29日までの土、日、月曜に北九州市門司区谷町の大學堂・門司画廊MoGAで開かれている。主催者は「多様性を考える機会にしたい」と話している。

「北九州タウンパレード」を前に

 デンマークにある障害者のための美術学校から届いた作品56点を展示。同校では制作の際、生徒の「やりたい」と感じる表現方法を尊重するといい、多彩でユニークな作品が並ぶ。期間中の日曜には会場で音楽ライブ、マルシェも開催する。開場は正午から午後5時までで、入場無料。


作品展のチラシ


 作品展は、同市小倉南区で毎年開催される「北九州タウンパレード」の関連イベントとして企画された。


 同区には市立総合療育センターなどがあり、障害者の行き来が多い特性を生かそうと、2019年に市立大の学生や住民らが「わかぞのインクルーシブ・コミュニティ(WinC)構想」を策定。誰もが安心して暮らせる地域づくりに取り組んでいる。

 21年には、JR城野駅近くから若園四丁目公園まで約1キロを歩くパレードを始めた。6回目となる今年は4月26日午前9時半からの予定。区内の高校5校の生徒も運営に加わり、誰もが自分らしく参加できるパレードを目指している。

「自分らしさ」考えてもらえれば

 パレードに合わせ、22年から障害者アート展を小倉南図書館で開いており、今年はWinCの取り組みを広く知ってもらおうと門司での作品展を企画した。

 主催するWinC構想運営委員会代表の小野瑠夏さん(26)は「海外の『生の芸術』に触れられる貴重な機会。障害のある人の自己表現を通して自分らしさを考え、温かい気持ちになってもらえれば」と話している。


「多様性を考える機会に」


 デンマークの障害者アート展の問い合わせは、門司画廊(080-6458-1184)へ。


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