【佐賀】県産「はる風ふわり」でリョーユーパンが新商品

 リョーユーパン(本社・福岡県大野城市)が佐賀県産小麦「はる風ふわり」を100%使用した新商品を開発し、5月1日から販売している。小麦の生産、製粉、商品製造まで全て県内で行っており、同社幹部ら関係者が山口祥義知事を訪問してPRした。

柔らかくもちもち!


 商品は「はる風ふわりブレッド」で、バターとレーズンの2種類を展開。フランスパンのハード系食感とは異なり、柔らかくもちもちとした食感が特徴の「ソフトフランス」だ。

 佐賀平野で収穫されたはる風ふわりを、理研農産化工(本店・佐賀市)が製粉し、リョーユーパン佐賀工場(神埼市)で商品を製造。生地には、唐津市加唐島産の塩を使った。価格は227円(税込み)で、県内外のスーパーなどで販売されている。

 4月27日、訪問を受けて早速試食した山口知事は「トーストにすると、風味がグッと上がっておいしい」と満足げ。リョーユーパンの松尾賢一・製品開発次長は「小麦が柔らかさを最大限に引き出している。県産にこだわったパンを広めていきたい」と話していた。


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