【山口】周南特産ハモ×冷やしうどん 9月から販売開始
山口県周南市晴海町の食品加工会社「大兵食品」が、市特産のハモを使った冷やしうどん「ハモたんうどん」を考案した。9月から地元のイベント会場などに出店し、1人前500円で販売する。
うどんはハモの湯引きや、ハモのミンチ入りの肉みそなどをトッピングしている。肉みそは加工中に出る身の切れ端などを使い、担々麺をヒントにトウバンジャンなどでピリ辛に仕上げた。
同社は漁業者らが2021年5月に設立。地魚やタコを使った新商品の開発に取り組んでいる。3月に新工場が完成したのを機に、ハモ料理の開発に力を入れており、市内でのイベントの折にフライと大葉をパンに挟んだホットドッグやサンドイッチ(いずれも500円)を販売している。
市役所で8月23日、同社の原将明代表が新商品として披露。試食した藤井律子市長が「肉みそがだし汁のコクと相まってとてもおいしい」と舌鼓を打つと、原代表は「幅広い世代に周南の海産物の魅力をアピールしたい」と話していた。