【山口】下関ふくの日まつり 11日、フグ販売や競り体験

 山口県下関市彦島西山町の下関南風泊市場で2月11日午前9時から、「下関ふくの日まつり」と「下関南風泊水産団地産業祭」が同時開催される。9日を「ふくの日」と制定した下関ふく連盟などでつくる実行委員会の恒例イベントで、それぞれ28回目、30回目を迎える。

「ふく鍋」振る舞いやステージイベントも


「下関ふくの日まつり」のチラシ(表面) ※画像はいずれも下関ふく連盟提供


 会場ではフグ、クジラ、アンコウ、ウニ、水産加工品などを17業者が市価より安く販売。大鍋で調理されるフグ入りの「ふく鍋」が振る舞われる(なくなり次第終了)。


 ステージ一帯では催しが盛りだくさん。能登半島地震の被災地支援チャリティーとして実施される「袋セリ」では、同市場の競り人を相手に、独特の「袋セリ」を体験しながら対象商品の競りに参加できる。

 小学生のフグのつかみ取り(1回100円、午前7時半から整理券配布予定)は、捕まえたフグを有料で除毒処理したうえで持ち帰ることも可能。ご当地ヒーロー「タイガーフーク」のショーやクイズ大会、警察車両の展示、「門司バナナのたたき売り」などもある。


「下関ふくの日まつり」のチラシ(裏面)


 正午には参加無料の大抽選会(午前11時半から抽選券配布予定)を開催。出店業者が提供する「ふく刺し」など豪華商品が当たる。


 下関ふく連盟の宮田裕二事務局長は「下関ならではの商品を安く買ったり、催しに参加したりして満喫してほしい」と呼びかけている。問い合わせは同連盟(083-267-8181)へ。


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