【山口】周南公立大の新校舎が完成 学生運営のカフェも

 周南公立大(山口県周南市)が構内に建設していた新校舎の完成式典が3月20日、校舎内で開かれた。市民講座が可能な交流スペースや学生が運営するカフェもあり、市民も利用できる。

 新校舎は地上5階の鉄骨造り(一部鉄筋コンクリート造り)、延べ床面積約6600平方メートル。総事業費約30億円で、1月に完成した。吹き抜けがある1、2階に交流スペースやカフェがあり、3~5階は、4月に開設する人間健康科学部看護学科の実習室や研究室、講義室を配置した。3D画像で解剖を学べる最新機器も備える。


1、2階が吹き抜けになっている新校舎

 関係者約50人が出席した式では、高田隆学長が「市民や学生、教職員が語らえる場所として生かしたい」とあいさつし、テープカットで完成を祝った。

 新校舎の見学会も開かれ、カフェで接客した経済学部1年の学生は「地域の人に親近感や愛着を持ってもらえる大学になるとうれしい」と話した。


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