【山口】米軍岩国基地「フレンドシップデー」 5月5日に

　米軍岩国基地(山口県岩国市)が一般開放される「フレンドシップデー」が、5月5日に行われる。共催する米海兵隊と海上自衛隊が4月12日、概要を発表した。日米両国の航空機による飛行ショーや、米軍の輸送機MV22オスプレイを含む機体の地上展示が予定されている。

記者会見でフレンドシップデーの概要を発表した平木群司令(左)とラスノック司令官

　リチャード・ラスノック岩国基地司令官と平木拓宏・海自第31航空群司令が岩国市役所で記者会見し、説明した。

　米軍側はF35Bステルス戦闘機やFA18戦闘攻撃機などが飛行を披露する。自衛隊側は、航空自衛隊の曲技飛行隊「ブルーインパルス」のショーや、上空に停止したUH1J多用途ヘリコプターからの陸上自衛隊員のロープ降下などを行う。

　米軍のオスプレイを巡っては、2023年11月の墜落事故の後に運用を停止していたが、2024年3月14日に飛行を再開した。今回、地上展示が予定されている機体は、同基地外から事前に飛来する形になる。ラスノック司令官は「運用再開にあたっては、厳しいメンテナンスと訓練をしたうえで実際の飛行を行っている。日米双方で使われている航空機の能力をぜひ知っていただきたい」と述べた。

　詳細はフレンドシップデーの公式ウェブサイトとフェイスブックで。