【山口】「みほとけ展」の来館者が2万人に 県立美術館
山口県立美術館(山口市)で開催中の特別展「奈良大和路のみほとけ―令和古寺巡礼―」(県立美術館、読売新聞社、KRY山口放送主催)の来館者が5月22日、2万人に達し、記念のセレモニーが開かれた。
2万人目は周南市徳山の自営業阿部康幸さんと妻の比呂子さん。2人にはKRY山口放送の村重理是・取締役山口支社長から展覧会図録やクリアファイルなどの記念品が手渡された。阿部さんは「仏像が好きで訪れた。図録を見ながら仏像の表情や歴史を感じたい」と喜んでいた。
特別展は6月9日まで。5月14日からは後期の展示に切り替わり、仮面劇で使うインドの神鳥・ガルダを基にした仏教の守護神・迦楼羅(かるら)の面など二つの重要文化財が新たに展示されている。問い合わせは県立美術館(083-925-7788)へ。