【大分】佐伯市の観光は自転車で! 駅にターミナル新設
サイクルツーリズムの拠点施設が、大分県佐伯市のJR佐伯駅に新設された。電動アシスト付き36台を含む計51台の自転車を貸し出したり、市内の関連行事やサイクリングコースといった情報を発信したりしている。
一般財団法人「観光まちづくり佐伯」はJR九州の協力を得ながら、サイクルツーリズムの推進に力を入れており、330万円をかけて、駅舎の一室を改装し、5月下旬から専用窓口を設けた。施設の名称は「さいきりんぐターミナル」で、同法人の職員が自転車の貸し出し業務などを担っている。
料金は、スポーツタイプの電動アシスト付き自転車が4時間未満2000円、4時間以上(1日)4000円。通常の自転車が4時間未満500円、4時間以上(同)1000円など。子ども用の自転車なども用意している。
同法人で自転車活用推進事業を担当する山本真央さんは「自転車は佐伯の魅力である自然と人、食を感じられる乗り物。サイクリストだけでなく、友人や家族とも楽しんでほしい」と利用を呼びかけている。
不定休で、営業時間は午前9時~午後4時半。問い合わせは、佐伯市観光案内所(0972-23-3400)へ。