【山口】北海道産ホタテと福島産桃を応援 丸久でフェア

 中国による輸入規制で打撃を受けている国内の水産物をPRするため、山口県内を中心にスーパーを展開する丸久(山口県防府市)は7月27日から、県内の系列50店舗で北海道産のホタテなどを集めた期間限定の応援フェアを開催している。旬を迎えた福島県産の桃も手頃な価格で提供する。8月2日まで。

系列50店舗で


北海道産のホタテや福島県産の桃をPRする吉田常務執行役(左から2人目)


 消費が落ち込んだ国産ホタテの販路拡大を目指す東京電力ホールディングス(HD)の取り組みの一環。福島の県産品を全国に発信する活動を含めて丸久側が趣旨に賛同し、応援フェアの県内初開催が実現した。


 山口市葵1のスーパー「アルク葵店」では7月26日、殻つきや生食用のホタテと新鮮な桃が並べられ、東電HDの社員らが魅力をアピールした。同社の吉田貴彦・常務執行役は「国産ホタテは肉厚で歯応えも格別。桃もすっきりとした甘さが特長で、ぜひ一度味わってほしい」と呼びかけた。


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