【佐賀】上峰のイオン跡地に「道の駅」 年度内に開業予定

 佐賀県上峰町のイオン上峰店跡地一帯で進められている中心市街地活性化事業で、農産物直売所として整備予定だった施設が「道の駅」として登録された。国土交通省九州地方整備局が発表した。県内では11か所目の道の駅で、名称は「かみみね」となる。2024年度中のオープンを予定している。


道の駅「かみみね」の完成イメージ(つばきまちづくりプロジェクト提供)

 九地整によると、登録は8月7日付。国道34号沿いに整備される予定で、面積は1万5500平方メートル。駐車場(149台分)やトイレが24時間利用でき、休憩、物販、飲食の各施設や観光案内所が設けられる。

 また、保育施設として、医療的ケア児も受け入れられる認定こども園が開設されるほか、非常用電源や備蓄倉庫、貯水槽も備える計画で、子育て支援や防災機能といった幅広い分野での利用を見込んでいる。

 一帯の再開発事業は、同町や民間事業者による合同会社「つばきまちづくりプロジェクト」が取り組んでおり、道の駅のほかに、体育館や文教施設、定住促進住宅などの整備が決まっている。


advertisement