【大分】別府観光の父・油屋熊八の像がサンタ姿に変身!

 大分県別府市のJR別府駅前にある油屋熊八(1863~1935年)の銅像にサンタクロースの衣装が着せられ、一足早いクリスマスムードを演出している。12月26日まで。


サンタクロースの衣装を着せられた油屋の銅像


 別府駅前通商店街振興組合の青年部が毎年行っている恒例行事。今年は9日に青年部のメンバーが脚立を使って1時間ほどかけて着せた。衣装は市内に住むデザイナーが制作したという。


 油屋は「別府観光の父」と呼ばれており、銅像本体の高さは約3メートル。2007年に設置され、駅前のシンボルになっている。11日も多くの観光客が足を止め、像を眺めたり、記念撮影したりしていた。

 駅前通りでは、街路樹約30本に計約7万5000球の電飾も施しており、青年部の平野文俊部長は「イルミネーションと一緒に、冬の別府の風物詩を楽しんでほしい」と呼びかけている。


advertisement