【大分】宇佐神宮創建1300年で市の観光企画が始動
全国八幡社の総本宮である大分県宇佐市の宇佐神宮創建1300年に合わせた観光振興プロジェクトが年明けから本格始動する。今後、県内外でキックオフイベントを開催する予定で、市は12月23日に開かれた発表会で、「大勢の観光客に宇佐を楽しんでほしい」と期待を込めた。
市は、神宮創建1300年を大きな観光チャンスととらえ、多くの人に神宮の由緒を知ってもらい、観光誘客にもつなげようと取り組みを強化する。
県の企画で作成した1300年記念のロゴマークをあしらったポスターやのぼり旗を作ったほか、PR映像を羽田、大分空港やテレビで放映する。
ロゴは、県に申請して使うことができ、すでにロゴをあしらった商品や記念パッケージを開発した業者もいる。旅行業者の関心も高いといい、今後、バッジやキーホルダーなどお土産品などの開発や販売を促進する。
12月28日には北九州市のJR小倉駅で、1月12日に大分駅でキックオフイベントを開催し、周知に努めるという。三が日は初めてJR柳ヶ浦駅から神宮まで初詣シャトルバスを大人200円、子ども100円で運行する。
市役所であった発表会では、2025年放送予定の宇佐などを舞台にしたアニメ「こめかみっ!ガールズ」のキャラクターが登場するPR動画も披露された。是永修治市長は「さらにインパクトあるイベントを次々に繰り出していきたい」と意気込みを見せ、ロゴを大きくデザインしたフォトブースをテープカットした。