【山口】下関で横浜DeNAの日本一祝福 三浦監督が参加
かつて「大洋ホエールズ」として山口県下関市を本拠地にしたプロ野球・横浜DeNAベイスターズの26年ぶりの日本一を祝うイベントが2月25日、同市で開かれた。「ハマの番長」の愛称を持つ三浦大輔監督が参加し、下関のファンの応援に感謝するとともに、2年連続の日本シリーズ制覇を誓った。
市や下関商工会議所などでつくる実行委員会が主催。三浦監督は商業施設・シーモール下関であったトークショーに、トレードマークの髪形・リーゼントにスーツ姿で登場。約500人から拍手が送られ、「日本一おめでとう」「バンチョー!」の声も飛んだ。
三浦監督は日本一の胴上げの瞬間を「最高の時間、最高の夜空だった」と振り返った。今季に向けては「昨シーズンは3位だったセ・リーグで優勝したい」と、リーグ制覇のうえで日本一を目指すことを強調した。下関のファンに対しては「『横浜にパワーを送ってくれている』という思いで1年間戦う。一緒に戦ってください」と呼びかけた。
この後、隣接するシーモールパレスであった祝賀会にも出席した。
「大洋ホエールズの歴史を記録する下関の会」代表の佐竹敏之さん(65)は「下関のファンへのエールもあり、うれしかった。下関発祥の球団であることを今後も若い世代に伝えていきたい」と話した。