【熊本】芦北町で早くもホタルを確認!復興へ「希望の光」

 九州豪雨で甚大な被害を受けた熊本県芦北町で、今季初となるホタルの成虫が確認された。体長約1センチのヘイケボタルで、昨年よりも16日早い。

昨年より16日早く


確認されたホタル

 町によると、同町の湯蔵院川で保護監視員の吉川慶弓さん(75)が3月1日午後7時半頃、雌1匹を発見した。当日の気温は約25度と高く、付近を見回っていた。

 町は2005年、県内初となる「ほたる保護条例」を制定。監視員6人が保護、観察を続けている。ホタルは復旧・復興に向けた「希望の光」で、担当者は「豪雨後は出現が心配されたが年々増えている。4、5月にはたくさん飛びそう」と期待していた。


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