【熊本】カフェ「サンマルク」栽培の小麦を初収穫 宇城市
カフェなどを展開する「サンマルクホールディングス」(京都市)が熊本県宇城市で栽培する小麦が、初の収穫期を迎えた。ロシアによるウクライナ侵略などで小麦粉の価格が高騰したことを踏まえて2025年から栽培を始め、5月22日に関係者を招いた収穫祭が行われた。
価格高騰踏まえて栽培
同社は25年9月に宇城市と営農に関する協定を締結。米農家から水田約6.5ヘクタールを借り受けて、同11月に米の裏作で小麦の栽培を始めた。店舗で提供するパンの原材料としての使用を見込んでいる。
収穫祭には、同社の藤川祐樹社長ら約60人が出席。宇城市の末松直洋市長は「裏作活用の新たなモデルとなる。『稼げる農業』の実現にも大きく寄与すると期待している」とあいさつし、参加者たちが青空の下、たわわに実った小麦に鎌を入れて収穫した。
収穫された小麦は品質に問題がなければ今秋にも店頭に並ぶパンの原材料に使われるという。藤川社長は世界情勢の不安定化も念頭に、「輸入に頼るリスクを感じている。まずは品質の良い小麦の生産を目指し、今後は市内で200ヘクタール以上(の農地を)を確保したい」と話した。
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