【宮崎・熊本】台湾台東ごちそうフェア 4月13日まで

 台湾・台東県の食材を使った期間限定のグルメを味わえる「台湾台東ごちそうフェア」が宮崎、熊本両県の飲食・小売店計18店で開かれている。4月13日まで。

 宮崎―台湾・台北間を空路で結ぶ国際定期便が今月末から週2往復に増便されることも見据え、台東県政府が栄養価が高く健康、美容食品としても注目される赤キヌアや、紅ウーロン茶、アワ、ローゼル(ハイビスカス)の4食材を無償提供。宮崎市の繁華街「ニシタチ」の飲食店を中心に宮崎、日向両市の11店と熊本県の7店がそれぞれ独自のメニューを考案、販売している。


台湾・台東県の王志輝副県長(左から3人目)らが訪れた試食会(宮崎市で)

 初日の3月12日は、宮崎市の「肉バル食堂 みやざき晴マチ」で試食会が開かれた。来日した台東県の王志輝副県長が「台東の食材を広めるためおいしい料理を提供したい」、宮崎県台湾交流大使の星原透・元県議は「フェアを機会に両県が深い交流ができるよう念じたい」とあいさつ。関係者約30人が、赤キヌアを使ったレタス巻きやチキン南蛮、紅ウーロン茶で煮込んだ宮崎牛スジなどに舌鼓を打った。

 来賓で招かれた宮崎県の佐藤弘之副知事は「太平洋に面して自然が豊かな点など両県は似ていて親近感があり、増便でより身近になる。交流を活発にしたい」と語った。

 問い合わせは同フェア事務局のトレードメディアジャパン(0985-33-9711)へ。


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