【宮崎】山登りを安全に楽しもう! えびの高原で山開き
宮崎県えびの市のえびの高原で4月13日、山開きの神事が行われ、県や市、登山愛好家ら約50人が参加して登山中などの安全を願った。市観光協会の福元英雄会長は「えびの高原はこれからが本格的な登山、トレッキングのシーズン。壮大な自然を満喫していただきたい」と話していた。
神事に愛好家ら50人参加
宮崎、鹿児島県境の霧島連山では3月30日、新燃岳の噴火警戒レベルが3(入山規制)に引き上げられ、えびの市も当初、大きな噴石などに対する警戒が必要な範囲(火口から約4キロ)に含まれた。この範囲は2日、約3キロに縮小され、えびの市は外れた。
佐賀県からトレッキングを楽しむため友人と訪れた女性(56)は「山開きされたということで噴火の心配も大丈夫なのかなと思うが、万が一の際の対応は頭に入れた上で、豊かな自然を楽しみたい」と語った。