【長崎】「金曜ロードショーとジブリ展」県美術館で開幕

 日本テレビ系列の映画番組「金曜ロードショー」の歩みとスタジオジブリの作品の魅力を紹介する「金曜ロードショーとジブリ展」が4月24日、長崎市出島町の県美術館で開幕した。7月6日まで。

九州初開催!7月6日まで


「魔女の宅急便」の一場面を模したスタジオを楽しむ来場者

 長崎県美術館やNIB長崎国際テレビなどが主催。「金曜ロードショー」とスタジオジブリの歴史、その背景にある世相のパネルを展示し、作品の絵コンテの一部なども紹介する。これまでに開催された東京や京都などでは20万人以上を集めた人気企画で、九州での開催は今回が初となる。

ポスタースタジオで撮影も


「風の谷のナウシカ」に登場する「王蟲」のモニュメント

 会場には、キャラクターが浮かび上がる「幻燈楼(げんとうろう)」や「風の谷のナウシカ」に登場する「王蟲(オーム)」の大型のモニュメントもある。「魔女の宅急便」や「猫の恩返し」などの各作品の一場面を再現したポスタースタジオは写真撮影を楽しめるスペースになっている。


「もののけ姫」の撮影スポットもある

 23日には開場式があり、スタジオジブリの橋田真執行役員は「大好きな長崎で開催できることは喜ばしく、より多くの人に見てもらえることを願っている」とあいさつした。

 会期中は午前10時~午後8時(最終入場は午後6時半)。当日券は一般1900円、中高生1500円、小学生1200円。小学生未満は無料。問い合わせは県美術館(095-833-2110)へ。


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