【佐賀】新人3人が5月にデビュー ボートレースからつ
日本モーターボート選手会佐賀支部(佐賀県唐津市)に今春、3人の新人競艇選手が所属し、5月にボートレースからつ(同)でデビューを果たす。唐津市ボートレース企業局によると、新人の佐賀支部所属は1年半ぶりで、3人が一度に登録するのは珍しいという。3選手は5月4日午後、ボートレースからつでトークショーに臨み、抱負などを語る。
5月4日にトークショー
ボートレーサー養成所(福岡県柳川市)136期生の小柳勝希(19)、久保田凪紗(なぎさ)(19)、日高龍之介(23)の3選手。日本モーターボート競走会によると、136期には1121人が応募し、男子38人、女子14人が合格。修了したのは男子19人、女子10人だった。
地元の縁や憧れで
小柳、久保田両選手は唐津市立玉島小の同級生。小柳選手は唐津商業高卒業生で、3月の養成所修了記念競走では優勝を果たし、同期でチャンピオンとなった。佐賀支部4人目の女子レーサーとなった久保田選手は祖母が唐津市在住だ。日高選手は宮崎県出身で、大学を中退してボートレーサーの道を選び、著名な峰竜太選手ら佐賀支部のレーサーの活躍にあこがれて所属を決めた。
小柳、日高両選手は5月8日、久保田選手は同27日にそれぞれ始まるレースでデビューする。唐津市の峰達郎市長は「佐賀支部の先輩たちが活躍している。追いつき追い越して、唐津をにぎわせてほしい」と期待を寄せた。
親子で楽しめるイベントも
ボートレースからつでは大型連休中の5月3、4日に親子で楽しめるイベントを開催する。3日は大型の恐竜模型が登場し、写真を撮ったり、背中に乗ったりすることができる。両日とも先着300人の来場者に菓子をプレゼントする。問い合わせは同企業局(0955-77-1311)へ。