【熊本】熊本城の閉園を午後7時に 猛暑対策で初の試み
熊本市は6月13日、熊本城の7、8月の閉園を午後7時とし、開園時間を2時間延長する方針を明らかにした。厳しい暑さを想定した対応で、夏場に実施するのは初めての試みという。
同日の市議会一般質問で、荒川慎太郎議員(自民党)の質問に答えた。
市によると、暑さを考慮したほか、「ナイトタイムエコノミー(夜間の経済活動)」の推進も目的としている。一方、市中心部で24時間利用できる大型バスの駐車場は限られており、熊本城一帯の観光施設の営業時間に合わせて運営している「桜の馬場バス駐車場」の夜間利用を検討する。
熊本城総合事務所の担当者は「7、8月は夏休みでもあり、延長された時間で熊本城を楽しんでほしい」と話した。