【山口】地球の歩き方「山口市版」 10月9日に発売!

 海外旅行のガイドブックで知られる「地球の歩き方」の国内版シリーズで、山口市の新市誕生20周年記念事業の一環として10月9日に発売される「地球の歩き方 山口市」の表紙が6月27日、お披露目された。表紙には市内の国宝・瑠璃光寺五重塔が採用され、全256ページに観光情報などが盛り込まれる予定。同日、オンライン書店で予約の受け付けも始まった。


お披露目された「地球の歩き方 山口市」の表紙

全256ページ 表紙は瑠璃光寺五重塔

 山口市は、米紙ニューヨーク・タイムズの特集「2024年に行くべき52か所」に選ばれて注目を集めた。ガイドブックの発行元・学研ホールディングスのグループ会社「地球の歩き方」(東京)が市に興味を持ち、話を持ちかけたという。

 制作に当たり、同社が専用サイトでアンケートを実施。表紙にふさわしい建造物や景色、地域住民のみぞ知る店の情報などを募集し、約500件の応募があった。情報を基に記者らが現地で取材し、1冊にまとめた。

 この日の記者会見で公表された瑠璃光寺五重塔のイラストは線画で、10月にはカラーで販売される。伊藤和貴市長は会見で「我々が気付いていない市の情報も載っていると思う。発売が楽しみ」と述べた。


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