【長崎】オダギリジョーさん 映画の公開を前に県庁訪問
長崎市がロケ地となり、7月4日に全国公開される映画「夏の砂の上」の主演を務める俳優のオダギリジョーさん(49)らが6月27日、長崎県庁を訪れた。
稲佐山などで撮影「夏の砂の上」
映画は、オダギリさんが演じる幼い息子を亡くし、喪失感に暮れる男性と、高石あかりさん演じるめいの同居生活が、突然、ある夏の日に始まるところから物語が展開される。
昨年9月に長崎市の稲佐山や思案橋横丁、浜町アーケードなどで約3週間撮影が行われ、市民らもエキストラとして参加した。
県庁などでロケ地マップを配布!
同映画は6月21日に行われた上海国際映画祭で審査員特別賞を受賞。県公式観光サイト「ながさき旅ネット」内には特集サイトが設けられ、県庁などではロケ地マップも配布している。
県庁で馬場裕子副知事と面会したオダギリさんは「ほかの町では感じられない景色があった。スタジアム建設など、街が変わりゆく過程で撮影できたこともおもしろいタイミングだった」と話した。玉田真也監督は「細い道と、海に向かって広がる開放感の両方がある場所だからこそ撮れた映画だった」と振り返った。
馬場副知事は「映画を通して普段見ている風景を別の角度から見ることができる。県民も(映画の公開を)わくわくして待っていると思う」と謝意を述べた。
県内ではTOHOシネマズ長崎、ローソン・ユナイテッドシネマ長崎、佐世保シネマボックス太陽で上映予定。
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