【佐賀】屋外世界最長!キングダム「読破堤」ギネス記録に
連載20周年を迎えた人気漫画「キングダム」1~78巻の全1万6290ページを佐賀市の堤防に掲出した「読破堤」が5月19日、「屋外での最長の連続した漫画ページ展示」としてギネス世界記録に認定された。
78巻・1万6290ページを堤防に
キングダムは紀元前の中国・春秋戦国時代の戦乱を描き、週刊ヤングジャンプ(集英社)で2006年から連載が始まった。単行本の78巻までの累計発行部数は1億2000万部(電子版含む)を超え、アニメ化もされている。
作者の漫画家原泰久さん(50)が県内出身で、県の情報発信プロジェクト「サガプライズ!」でコラボが実現。読破堤は1月27日に同市東与賀町の干潟よか公園近くにお目見えした。単行本サイズのページや拡大された名場面が、防水性のあるシートに印刷され、全長約300メートルにわたって掲出されている。
認定する英国のギネスワールドレコーズには県などが申請した。19日は公式認定員がページ数を確認し、ギネス世界記録への認定を宣言すると、見守った関係者から拍手が起きた。
認定セレモニーには、週刊ヤングジャンプの増澤吉和編集長と山口祥義知事が出席。増澤編集長は「エンターテインメント性にあふれた企画。原先生も喜んでいる」と話し、山口知事は「胸がいっぱいになった。集英社の皆さん、原先生に感謝を申し上げたい」と話していた。
県によると、読破堤は観光客誘致を目的に企画。3月末までに約10万人が訪れたという。
3か所に作者がサイン
同市の佐賀空港も1月から「佐賀キングダム空港」の愛称がつけられ、ターミナルの窓や階段に主人公「信」などのキャラクターが描かれるなどしている。県内で開催されたキングダムとのコラボ企画を訪れた累計来場者は、県によると3月末までに延べ約21万人に上ったという。読破堤、空港の企画はいずれも9月30日まで。
県ゆかりのアニメや漫画などエンターテインメント作品とコラボして県をPRするプロジェクトは2013年度から始まり、キングダムで43弾目となっている。
原さんは19日、県を通じて出したコメントで、読破堤を2度訪れて3か所にサインをしたことを明かし、「引き続き多くの方々が足を運んでくださることを願っている」とした。




