放置竹林の若竹でメンマ 九州栄養福祉大の「食べて解決」第2弾
完成した商品を手にする学生ら
各地で広がる放置竹林の課題解決につなげようと、北九州市小倉北区の九州栄養福祉大学の学生が市内の竹を活用したメンマ商品「北九州めんま たけっちゃ」を考案した。同区で開かれたイベント「小倉城竹あかり」で先行販売し、一般販売も予定している。
竹炭かりんとうに続き
市農林課によると、所有者の高齢化などで市内では約1700ヘクタールの竹林が放置されている。繁殖力が強いので広がりやすく、土壌の保水力低下を招く恐れがあるという。この課題を受け、同大では2025年度、市内の菓子メーカーや航空会社などと連携し、竹炭を活用したかりんとうを商品化。第2弾となる「たけっちゃ」は、「食べて解決する」ことに重点を置き商品開発を進めた。
学生たちは26年5月、北九州を代表する「合馬のたけのこ」の産地で知られる小倉南区で若竹約2トンの伐採に参加。竹をゆでて塩漬けにする加工作業も体験した。その後、約20種類の味の試作を重ねて5種類の味に絞り、試食投票会の結果、「韓国のりキムチ味」と「明太マヨ味」の商品化が決まった。
「北九州の手土産に!」
26年度はキムチ味で1100袋(100グラム入り)を製造。イベント「小倉城竹あかり」では、先行価格1袋550円(税込み)で販売した。今後は小倉井筒屋や極東ファディの店舗での販売を予定。マヨ味は27年度の商品化を目指している。
2年の矢羽田成(なるみ)さん(19)は「ご飯に合う味に仕上がった。来年度以降も販売を続けて味付けの種類を増やし、北九州の手土産となるメンマにしたい」と話している。
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