「最後の看板画家」中村高徳さんが魂の一作 念願の博多座に

絵看板の前に立つ(左から)中村さん、市村さん、鳳さん

 かつて多くの映画館があった福岡市・中洲の往時の風景を思い起こしてもらおうと、同市博多区の博多座が5月8日、映画館でおなじみだった絵看板を初めて設置した。制作したのは、同市の最後の看板画家といわれる中村高徳さん(80)(福岡市早良区)。これまで中洲や天神で、1000点を超える作品を手掛けており、「博多座に飾られるのは念願だった」と筆をふるった。

続きを読む

この記事をシェアする