【山口】利便性も向上!山口市新本庁舎の供用がスタート
山口市の新本庁舎棟の供用が5月7日から始まった。開庁式の後、職員は真新しい庁舎で手続きなどに訪れた利用者を出迎えた。
新システム導入で負担軽減へ
新本庁舎棟は旧庁舎の西側に位置する。引っ越しの手続きや証明書の発行など市民の利用が多い窓口を1、2階に配置し、新たな窓口支援システムを導入。職員が申請内容を聞き取って端末を操作すると必要事項が印字された申請書が作成される。これまで必要だった記入の負担が大幅に減ることが期待されている。
1階で行われた開庁式で、伊藤和貴市長は職員に「市民を明るく元気に迎えたい」と呼びかけ、開庁を宣言した。印鑑証明の発行に訪れた男性(23)は「待つことを覚悟して来たが、5分くらいで終わって驚いた」と話した。
旧庁舎の解体工事は夏頃から始まり、跡地には市民交流棟と立体駐車場、広場が建設される予定。