【佐賀】車内置き去りはダメ! JAF佐賀が注意呼びかけ

 猛暑が続く中、日本自動車連盟(JAF)佐賀支部は、短時間の駐車でも危険な高温になる車内に子どもを置き去りにしないよう注意を呼びかけている。

15分で危険なレベル

 同支部によると、佐賀県内では2024年7~9月、車のキーを車内に置いたまま鍵がかかってしまう「キー閉じこみ」の救援が150件あり、うち7件は子ども、3件はペットを車内に残したままだった。

 JAFが気温35度の炎天下に駐車した車内を想定した検証では、温度と熱中症の危険度を示す「暑さ指数」が、窓を閉め切ってエンジンを停止させてから15分で人体に危険なレベルに達したという。

 同支部の担当者は「エンジンをかけたまま車を離れても、子どもがエアコンを切ってしまい、車の故障で鍵がかかる可能性もある。車外に出るときは、たとえ短時間でも子どもやペットを残さないでほしい」と話している。


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