「きて良かったな」露の団四郎さんが芦屋町観光大使に

 福岡県芦屋町出身で上方落語の露の団四郎さん(70)が、同町ふるさと観光大使に就任し、同町の芦屋釜の里で就任式が行われた。

コンバット満さんに次ぎ2人目


波多野町長(右)から受け取った委嘱状を手にする露の団四郎さん

 団四郎さんは、県立戸畑工業高を卒業後、1977年に二代目露の五郎兵衛(2009年死去)に入門。上方落語の祖とされる江戸時代の落語家・初代露の五郎兵衛にあやかったとされる名跡「露の五郎」の三代目を10月に襲名する。

 8月上旬の就任式で、波多野茂丸町長から委嘱状を受け取った団四郎さんは「就任式とかけて私の着とります黒紋付きと解く」「その心はきて(来て、着て)みて良かったな」となぞかけを披露。「あちこちで芦屋を宣伝したい」と話していた。

 襲名披露公演は10月24日に国立文楽劇場(大阪市)で開き、12月14日には芦屋町のあしや夢リアホールでも行う予定。

 同大使は、タレントのコンバット満さんに次いで2人目となる。


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