【大分】迫力の進水式を見に来て 佐伯の造船場で1月6日
本田重工業(東京)が大分県佐伯市鶴望の佐伯工場で建造中の重量物運搬船の進水式が2026年1月6日、同工場で開かれる。接岸する様子を間近で見学できる催し「接岸カフェ」も同工場の駐車場で初めて開く。同社は「迫力ある大きな船を、多くの人に見に来てほしい」と呼びかけている。
重量物運搬船 「接岸カフェ」も
新造船は、本田重工業が建造した船としては最大の全長約130メートル、幅23メートル、総トン数1万3000トン。進水式で命名され、26年5月末頃に発注元の広島県の会社に引き渡される。
式は午前9時15分からで、終了後、船は内装工事などのため、催し会場近くの岸壁に着岸する。
近くの同工場の駐車場では、同市船頭町の日本茶カフェ「つなぐ茶屋」が、ぜんざいやお茶などを販売する。
進水式、イベントともに参加無料。午前8時半受け付け開始で、見学席(30席)も設ける。先着50人はぜんざいの無料券がもらえる。
同社船殻部の森崎彰太さんは「作業の風景や作業員の仕事を多くの人に見てほしい」と話している。
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