【長崎】迫力の頭骨レプリカ 南島原市で「恐竜展」開催中

 長崎県南島原市南有馬町のアートビレッジ・シラキノ(旧白木野小学校)で、長崎市恐竜博物館の収蔵品を紹介する「恐竜展」が開かれている。ティラノサウルスの頭骨レプリカや南島原市で発掘されたシカ、カメ、ワニの化石など約50点を展示している。観覧無料。12月28日まで。


ティラノサウルスの頭骨レプリカに見入る人たち

 同博物館は、昨年から県内外でコレクション展を開催している。同市加津佐町には、新生代の哺乳類の化石が多く見つかった地層があることから、市が同博物館に協力を求めて主催した。

 初日の13日には、同博物館の中谷大輔学芸員によるギャラリートークが行われ、「化石からは、その生き物がいた時代、環境、食性などが推測できる。また、進化という長い現象を一目で教えてくれる」と魅力を語った。

 午前10時~午後6時で月曜休館。問い合わせは同市教育委員会生涯学習課(0957-73-6703)へ。


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