【大分】「観光カード」手にとって 県が名所PRへ制作

万博会場などで配布


観光地などの写真をあしらった名刺サイズの観光カード


 訪日外国人客らに県内の観光地などをPRしようと、大分県が名刺サイズの「観光カード」を作った。表面に宇佐神宮(宇佐市)や海地獄(別府市)などの写真を配し、裏面は県観光情報サイトのQRコードを載せた36種類計10万8000枚で、大阪・関西万博に設置する県のPRブースや、海外での商談会で配布する予定。


臼杵石仏や原尻の滝も

 カードは県内18市町村で1自治体につき2種類のお薦めの観光地などを紹介。臼杵石仏(臼杵市)や原尻の滝(豊後大野市)、高崎山自然動物園(大分市)などがあり、QRコードからは5か国語に対応した県観光情報サイト「Visit Oita」につながる。

 県観光誘致促進室によると、名刺サイズのカードは訪日客に人気で、収集家もいるという。同室の吉野亮室長は「訪日客のみならず、大分に興味がある人にも手に取ってほしい」と話している。


advertisement