【熊本】大雨被災者に車を無料貸与 カーシェア協会
予約受け付けを開始
九州北部を襲った記録的な大雨を受け、一般社団法人「日本カーシェアリング協会」(宮城県石巻市)は8月16日、熊本市と連携し、熊本県内の被災者らに無料で貸し出すレンタカーの予約受け付けを始めた。乗用車などは1か月ごとの更新で長期利用が可能で、軽トラックなどは最長3日間の短期間で貸し出す。期間は12月25日まで。
同協会は東日本大震災を機に2011年に発足し、熊本地震や能登半島地震の被災地でもレンタカーを貸し出した。使用する車両は、企業や個人から寄付や貸与を受けているという。
熊本市と連携 対象は県内全域
今回は県内全域の被災者が対象で、貸し出しの開始時期は未定だが、事前の予約が必要。熊本市の西区役所などで貸し出し、燃料代は自己負担となる。同協会の西村皓之(こうじ)さんは「できるだけ早く貸し出せるように準備する。少しでも生活に役立ててほしい」と話している。
予約は午前9時半~午後4時(水曜休み)に電話(050-5799-4740)で受け付けるほか、同協会のホームページからも申し込める。
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