大牟田を知る16プログラム ガイドブック改訂版を発行!

2025.05.12

 福岡県大牟田市は、炭鉱産業やものづくりで栄えた歴史や文化のほか、まちの魅力を知ってもらうメニューを紹介するガイドブック「大牟田体験プログラム」の改訂版を発行した。


さまざまな体験プログラムを紹介したガイドブック

こころみたす体験

 最初のガイドブックは2022年に製作された。今年度は「試み足す」「心満たす」という意味をかけた「こころみたす」をテーマに、16プログラムを紹介している。

 江戸時代から続く、同市倉永の刀剣工房では、通年で包丁や日本刀風のペーパーナイフづくりなどを体験できる。宇治山通玄寺では、心を静めて穏やかな時間を過ごす写仏を実施。同市の親子が独自の技術で確立した押し花アート、三井化学大牟田工場の見学ツアーなど、毎回人気のプログラムは今回も継続する。

 新たに、平安時代から室町時代にかけて名刀を作り続けた「三池派」の足跡や、三池藩の陣屋跡などを巡る散策会(11月~2026年2月に複数回予定)を企画。「ギャラリーカフェびりじぁん」では、ステンドグラスやビーズ教室も開催する。

 市観光おもてなし課の担当者は「ほかにも大牟田の魅力は多いので、今後もプログラムを充実させていきたい」と話している。

 体験プログラムは、いずれも有料で、事前の予約が必要。無料のガイドブックは、大牟田駅前の「大牟田観光プラザ」などに置いてある。問い合わせは、市観光おもてなし課(0944-41-2750)へ。


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